菅江真澄の道

江戸時代後期の紀行家、菅江真澄が旅したゆかりの地を巡っていく!

2022年1月のブログ記事

  • 菅江真澄ゆかりの地(土深井②)

    文政4年(1821)3月5日、菅江真澄は3度目の鹿角に入った。 秋田領十二所をたって沢尻村から土深井へは入った時、「上津野の花(筆のしらがみ)」は次のように述べている。 「土深井駅前のバス停」 右手の山の上に稲荷のお社があって、鳥居も木々の間からみえる。境川といわれる小さな流れを渡ると、陸奥国鹿角... 続きをみる

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  • 菅江真澄ゆかりの地(土深井①)

    南部藩土深井は藩境の村であった。土深井駅前のバス停付近に菅江真澄の標柱と南部藩・秋田藩境の標柱が設置されている。その付近は現在、大館市と鹿角市の境界となっている。 「土深井」 天明5年(1785)8月26日、秋田領沢尻の宿を立ち、この村に入る菅江真澄にとって一昨年旅に出てから初めての南部領であった... 続きをみる

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