菅江真澄の道

江戸時代後期の紀行家、菅江真澄が旅したゆかりの地を巡っていく!

菅江真澄ゆかりの地(八木山)

 天明4年10月、笹子川(じねごかわ)にかけられた橋を人の助けをかりながら、かろうじて渡った菅江真澄はここから山越えをして雄勝郡へ抜ける八木山越えの道を選んだ。



 この山越えについて菅江真澄は
 「木樵りにたまに出会うほかは通るものいない山道を雪に難渋しながら進んだ」
 と記録した。



この山境にはかつての生活道路や草刈りの道を含めいくつかの山越えの道が知られているものの、いずれも廃道となっている。



 八木山越えした菅江真澄は田茂沢(羽後町)へと進んだ。


参考文献:秋田のかりねを行く
写真提供:つきのわさん