8月廿七日、菅江真澄は古川の黒沢家を訪ねた後、松の木の金勢大明神わきから鹿角街道に出て、鶴田・鉄砲を経由して花輪へ向かった。「けふのせばぬの」には次のように記している。 「菅江真澄の標柱」 おもむろに古川村を出て、松の木村というところへ来ると、石づくりのおばしかた(陽形)を並べたお堂がある。この... 続きをみる
2023年1月のブログ記事
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花輪線十和田南駅近くに稲荷神社がある。神社周辺が公園となっており、その中に錦木塚がある。塚の脇には真澄が錦に描いた杉の大木がみられる。 「稲荷神社」 天明5年8月廿七日、菅江真澄は神田村から毛布の渡によって向こう岸の室田村松の木に着いた。花輪の村の反対方向へ来満道を1000メートル入ると錦木塚であ... 続きをみる