菅江真澄の道

江戸時代後期の紀行家、菅江真澄が旅したゆかりの地を巡っていく!

菅江真澄ゆかりの地(吉沢)

 天明4年10月、菅江真澄は小菅野から下って再び子吉川を渡り、吉沢に入った。



「吉沢歩道橋のたもとにある標柱」


菅江真澄は吉沢でも和歌を一首詠んでいる。


行かひはまさ木のかつらくりかへし引手あまたにわたす舟人(真澄31歳)




小板戸から川辺を通り、矢島へ向かう道は子吉川の流れの変化などにより変遷があったようだが、菅江真澄は前杉を下っていったと記した。


「子吉川」


吉沢には畑中喜右衛門の碑がある。


菅江真澄は矢島へ向かった。


参考文献:秋田のかりねを行く(秋田県立博物館)
写真提供:つきのわさん