菅江真澄の道

江戸時代後期の紀行家、菅江真澄が旅したゆかりの地を巡っていく!

菅江真澄ゆかりの地(釜井庵)

 本洗馬歴史の里資料館は江戸時代の紀行家、菅江真澄や医学者で結核の治療や予防に貢献した熊谷台蔵博士などについての展示がある。


 

 本洗馬歴史の里の説明板。本洗馬の歴史を振り返るうえで菅江真澄は欠かせない存在だと感じた。

 入館後、職員の方が菅江真澄について詳しく説明してくれた。


 菅江真澄(当時は白井秀雄)が残した長野県内の日記・記録が多く残されている。


この地図を見ても菅江真澄は長野県内の様々な地域を旅したことがわかる。


熊谷台蔵博士は結核や糖尿病の予防や治療に大きく貢献した偉人だ。


釜井庵は本洗馬歴史の里のすぐ近くにある。



こちらが釜井庵で菅江真澄が本洗馬に滞在中の宿泊場所であった。現在の建物は宝暦年間に再建されたもので幕末には寺子屋として使われた。


釜井庵の軒にかざられていた七夕人形の絵が有名で「いなのなかみち」という日記で描かれている。


釜井庵の内部に入ると菅江真澄の人形があった。


 ここに長く滞在できたのは洞月上人の計らいがあったと思う。



実際に釜井庵を見て、本洗馬地域の歴史を語るうえで欠かせない場所だと感じた。



 菅江真澄はこの地域の文化の発展に大きく貢献したと思う。



参考文献:真澄紀行(秋田県立博物館)