天明5年、8月26日、菅江真澄は境目の土深井村を過ぎ、降りだしそうな空模様を気にしながら、松山村へ足を早めていた。 「紀の国坂の標柱」 松山村には境目番所が置かれ、駅場のあわただしいさもあったが、菅江真澄はひたすら先を急ぐかのように通り過ぎ、まもなく紀の国坂へとさしかかった。 「菅江真澄の道の標柱... 続きをみる
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紀の国坂(ムラゴンブログ全体)天明5年、8月26日、菅江真澄は境目の土深井村を過ぎ、降りだしそうな空模様を気にしながら、松山村へ足を早めていた。 「紀の国坂の標柱」 松山村には境目番所が置かれ、駅場のあわただしいさもあったが、菅江真澄はひたすら先を急ぐかのように通り過ぎ、まもなく紀の国坂へとさしかかった。 「菅江真澄の道の標柱... 続きをみる