菅江真澄の道

江戸時代後期の紀行家、菅江真澄が旅したゆかりの地を巡っていく!

菅江真澄ゆかりの地(岡崎)

 岡崎市にある伝馬町通りには菅江真澄が交流していた国分家があった。ここでは市隠亭(しいんてい)という国分家の書斎に集う人々と和歌や漢字を学んでいた。


(伝馬通り)


 ※市隠亭は国分伯機が自宅脇に設けた書斎


(市隠亭についての石像)


国分伯機の長男の妻は植田義方の実妹であり、その関係で菅江真澄も国分家に出入りできたと思われる。
 

   

(市隠亭の案内板)


 菅江真澄は若い頃、岡崎を拠点にしていたのは間違いない。その後、名古屋で暮らしたこともあったといわれている。


(岡崎市内の桜)


参考文献:真澄紀行(秋田県立博物館)
    菅江真澄読本(無明舎出版)